3. 行く船の ~過ぎし日のハローワーク~
以前、職業訓練に相談に行ったのは、何年前だったら正確には忘れました。
当時は非正規雇で働いていた時のことです。派遣社員ですね。
派遣の契約更新に悩んでおり、どこかのタイミングで正社員になろうという気持ちがあり、近くのハローワークに(本当に歩いて10分くらいのところに!)、職業訓練の相談に意気揚々と行きました。就きたい仕事が訓練内容にあったのです。
ただ、そこで言われたことは散々なものでした。
「この訓練は若い年代、20代を想定している」
→当時30代半ばかな?
「推薦してもいいが、あと最低2回きてからじゃないと推薦できない」
→そんな決まりはないはずです‥有給使って相談に来ているのに‥
「あなたは毎日仕事がある。それは正規雇用と言っていい。派遣だからといって、正規雇用じゃないというのは、勘違いしている」
→これに関しては、もう絶句で帰りたくなりました
まぁ、こんな話を1時間程されたので、すっかり嫌気がさしてしまったのです。
職業訓練のことよりも「派遣から抜け出して正社員になりたい」という希望を「勘違い」と一刀両断され、疲れてしまいました。
しかしながらハローワーク側をフォローすると、私を担当した方は正規の職員ではなく、民間出身の委託の方でした。民間ではそれなりの地位があったと言っており、ご自分のアドバイスが実践的で職員の方より有効だと思っていたようでした。(すみません、この件はうまく敬語に変換できない自分がいます)
あーーーー、思い出しながら書いていて、つらくなってきました。涙
これが大きなきっかけで、職業訓練をあきらめてしまいました。
もちろん、あきらめた私が悪いんです。
職業訓練は自分には関係ないもの、そんな存在になっていました。